読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2017-12-09から1日間の記事一覧

精神の生活 下

「そこから分かったのは、「新しいローマ」を建国する希望は幻想である、ということのみであった。彼らがせいぜい希望しうることは、太古の建国を繰り返し「あらためてローマ」を創設することであった。」 「彼らは自分たちの「啓蒙された」時代における政府…

精神の生活 下

「ただし、アメリカ独立宣言とアメリカ合衆国憲法の中には、来世についてのどのようなほのめかしもない。世俗的な領域を教会から、同時期に、解放していこう動きのなかでは、現実には生きのびられると思われないような信仰にしがみつこうとする絶望的な企て…

精神の生活 下

「私たちはこの困難に対するヘブライ人の解決を知っている。それは造物主である神を仮定することである。」 「宇宙とその中にある万物がこの絶対的な一者であることに還元できる限りで、この単一性は時間の中で生きる人々の合理性を超えた何かに基づいている…

精神の生活 下

「ちょうど「最初、世界のすべてはアメリカであった」と述べたロックの証言のように、アメリカ合衆国の誕生を古来の伝説が真理であることの歴史的事例として使いたい気持ちにもなろう。」 「この時まさに、当初[政治的共同]活動を目的としていた人々が革命を…

精神の生活 下

「西欧文明の二つの創設の伝説_ひとつはローマのであり、もうひとつはヘブライの(ギリシア古代においてこれらに比較可能なものは何もないのであり、プラトンの「ティマイオス」でさえそうである)である_は、互いに全く異なっている。 ただし、どちらも、…