読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2017-12-29から1日間の記事一覧

サピエンス全史 下

「この制度では、人々は想像上の財、つまり現在はまだ存在していない財を特別な種類のお金に換えることに同意し、それを「信用(クレジット)」と呼ぶようになった。この信用に基づく経済活動によって、私たちは将来のお金で現在を築くことができるようにな…

サピエンス全史 下

「第十六章 拡大するパイという資本主義のマジック だが経済の近代史を知るためには、本当はたった一語を理解すれば済む。その一語とはすなわち、「成長」だ。」 「歴史の大半を通じて、経済の規模はほぼ同じままだった。(略)西暦1500年の世界全体の財…

サピエンス全史 下

「<帝国が支援した近代科学> 近代の科学と帝国は、水平線の向こうには何か重要なもの、つまり探索して支配するべきものが待ち受けているかもしれないという、居てもたってもいられない気持ちに駆り立てられていた。(略) 帝国を築く人たちの慣行と科学者…

サピエンス全史 下

〇 読み物としても、とても面白いです。 引き込まれて、今日は第十八章 213Pまで読んでしまいました。 大雑把な感想としては、「☆資源が枯渇する、という不安をあおる人がいるけれど、エネルギー資源は枯渇しない。 ☆国民・消費者 というのは想像上のもの…