読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2018-03-14から1日間の記事一覧

シーラという子 _虐待されたある少女の物語_

「七歳のセーラのことは三年前から知っていた。彼女が保育園にいたときに一緒に過ごしたことがあったのだ。身体的及び性的な虐待の犠牲者であるセーラは、怒りっぽい反抗的な子供だった。 別の学校で特殊学級の一年生だった去年一年間口をきかなかった。自分…

シーラという子 _虐待されたある少女の物語_

〇 トリイ・ヘイデン著 「シーラという子 _虐待されたある少女の物語_」を読んでいます。 日本的なものについての本は、これからも読み続けると思いますが、 どうしても気持ちが暗くなります。 読めば読むほど、問題が深くて、簡単には良い方向に行きそう…

母性社会日本の病理を読んで思ったこと

〇一応最後まで読み終えました。 夢の話、昔話の話になると、どうしてもついてゆけない気分になりました。 それは、河合氏が言っていたように、私も次のように感じたからです。 「しかし、これが日本人と西洋人となると「好み」の次元を超えて、質的なものと…