読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2019-06-18から1日間の記事一覧

サピエンス全史 上 を移しました。

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サピエンス全史   上 第11章 グローバル化を進める帝国のビジョン

「古代ローマ人は負けることに慣れていた。歴史上の大帝国の支配者たちはみなそうなのだが、ローマ人も次から次へと戦いで敗北しながら、それでも戦争には勝つことができた。打撃に耐え、倒れずにいられないような帝国は、本物の帝国とは言えない。」 〇この…

サピエンス全史 上 第10章  最強の征服者、貨幣

「1519年、エルナン・コステス率いる征服者が、それまで孤立していた人間世界の一つであるメキシコに侵入した。アステカ族(現地に住んでいた人々は自らをそう呼んでいた)は、このよそ者たちが、ある黄色い金属に途方もない関心を示すことにたちまち気…

サピエンス全史  上 第9章 統一へ向かう世界

「農業革命以降、人間社会はしだいに大きく複雑になり、社会秩序を維持している想像上の構造体も精巧になって行った。神話と虚構のおかげで、人々はほとんど誕生の瞬間から、特定の方法で考え、特定の基準に従って行動し、特定のものを望み、特定の規則を守…

サピエンス全史  上 第8章 想像上のヒエラルキーと差別

〇 第7章を抜かしてしまったようです(>_<)。今になって気がつきました。 ================================== 「第8章 想像上のヒエラルキーと差別 農業革命以降の何千年もの人類史を理解しようと思えば、最終的に一つ…

サピエンス全史  上 第6章 神話による社会の拡大

「農業革命は歴史上、最も物議を醸す部類の出来事だ。この革命で人類は繁栄と進歩への道を歩み出したと主張する、熱心な支持者がいる。一方、地獄行きにつながったと言い張る人もいる。(略) 農耕へ移行する前の紀元前一万年ごろ、地上には放浪の狩猟採集民…

サピエンス全史 上  第5章 農耕がもたらした繁栄と悲劇

「人類は250万年にわたって植物を採集し、動物を狩って食料としてきた。そして、これらの動植物は、人間の介在なしに暮らし、繁殖していた。」 「ホモ・サピエンスは、東アフリカから中東へ、ヨーロッパ大陸とアジア大陸へ、そして最後にオーストラリア大…

サピエンス全史 上  第4章 史上最も危険な種

「第4章 史上最も危険な種 認知革命以前には、どの人類種ももっぱらアフロ・ユーラシア大陸(訳注 アフリカ大陸とユーラシア大陸を合わせた大陸)で暮らしていた。(略) 地球という惑星は、いくつかの別個の生態系に別れており、そのそれぞれが、特有の動…

サピエンス全史 上 第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし

「第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし私たちの性質や歴史、真理を理解するためには、狩猟採集民だった祖先の頭の中に入り込む必要がある。サピエンスは、種のほぼ全歴史を通じて狩猟採集民族だった。 過去200年間は、しだいに多くのサピエンスが都市労働者…

サピエンス全史 上  第2章 虚構が協力を可能にした

「(略)それどころか、サピエンスとネアンデルタール人との間の、証拠が残っている最古の遭遇では、ネアンデルタール人が勝利した。約十万年前、サピエンスの複数の集団が、ネアンデルタール人の縄張りだったレヴァント地方(訳注 地中海東岸の地方)に移り…

サピエンス全史 上   第1章 唯一生き延びた人類種

ユヴァル・ノア・ハラリ著「サピエンス全史」をヤフーブログからこちらへ移します。 2018年1月頃に下巻を読み、5月になって上巻を読みました。 図書館に予約して借りて読んだので、そのようなことになりました。 繋がりがスムーズになるように、移した…