読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2020-06-11から1日間の記事一覧

ホモ・デウス (上) (第3章 人間の輝き)

「チャールズ・ダーウィンを怖がるのは誰か? 二〇一二年のあるギャラップ世論調査によると、ホモ・サピエンスが神の介入をいっさい受けずに、自然選択だけによって進化したと考えるアメリカ人はわずか一五パーセントしかおらず、三二パーセントが、人間は何…

ホモ・デウス (上) (第3章 人間の輝き)

「第3章 人間の輝き 人間がこの世界でいちばん強力な種であることは疑いもない。ホモ・サピエンスは、自分がひときわ高い道徳的地位を享受し、人間の命はブタやゾウやオオカミの命よりもはるかに価値があるとも考えたがる。だが、果たしてそれが正しいかは…

ホモ・デウス (上) (第2章 人新世)

「五〇〇年の孤独 近代の科学と産業の台頭が、人間と動物の関係に次の革命をもたらした。農業革命の間に、人間は動植物を黙らせ、アニミズムの壮大なオペラを人間と神の対話劇に変えた。そして科学革命の間に、人類は神々まで黙らせた。この世界は今や、ワン…