読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

どアホノミクスの断末魔

どアホノミクスの断末魔

「●目指すはケアリング・シェア社会 ケアにしっかり裏打ちされ、ぴったり裏打ちされているシェア。これが、我々の白い地下経済の礎となっていれば、鉄壁である。お互いに気づかい合っている人々が日常や市場や情報を常に分かち合っている状態なら、「統合政…

どアホノミクスの断末魔

「●白い地下経済の二本の支柱 「統合政府部門」のみえない透明性。F級「未来社会」のアヘン効果。多様で柔軟な「労働社会」がもたらす孤立と分断。 これら三つの恐怖の波に呑み込まれていかないためには、どいうするか。何が必要か。本書の「はじめに」で、…

どアホノミクスの断末魔

「●「今、最も気掛かりなこと」その2とその3:F級SF世界の孤立と分断 「未来社会」の問題はどこにあるか。これについても、既に若干申し上げた通りだ。未来は真っ白なキャンバスだ。そこには、何だって描いて見せることが出来てしまう。無責任な未来語りは…

どアホノミクスの断末魔

〇「この一連の企みは、どこにその最も悪性な特徴と問題点があるのか。さらに整理してみよう」という言葉があり、また、箇条書きで、まとめられています。 「・「世界の真ん中で輝く国創り」の目論見には正当性がない。我々は新たな国創りをチーム・アホノミ…

どアホノミクスの断末魔

〇「断末魔の中で大日本帝国会社の足固めを急ぐチーム・アホノミクスについて、我らは今、何がどう解ったか。箇条書き的に確認していこう。」という文章に続いて、 次の箇条書きが、並んでいます。 「・チーム・アホノミクスは今、あまり声高に「アベノミク…

どアホノミクスの断末魔

〇浜矩子さんの文章は、読んでいて面白いです。内容はもちろん「アホノミクス」の話なので、深刻で嫌な話なのですが、語り口がユーモラスで読みながらニヤニヤしてしまって、暗い気持ちが救われます。 先日終わったNHKの朝ドラ「わろてんか」では、「笑う門…

どアホノミクスの断末魔

「段取り的にいえば、まず、序章で「アホノミクスの今」を概観しておきたいと思います。(略) 第一章では、「焦りがもたらす気負い」がチーム・アホノミクスの基本姿勢と政策フレームにもたらしている変化に着眼します。ここでみる変化の延長線上には、とて…

どアホノミクスの断末魔

〇浜矩子著 「どアホノミクスの断末魔」を読みました。 最近は、やることが多く、なかなかPCに向かえないのですが、ちょこちょこと合間の時間はあるので、この本も少しずつ読み進み、既に読み終えました。 でも、気になった言葉を抜き書きしておく、というの…