読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

下流志向 _学ばない子どもたち…

「下流志向_学ばない子どもたち 働かない若者たち_

「内田 ニート自体が、日本の場合は社会の均質性の産物だと思います。イギリスやフランスのニートは階層化の産物ですけれど、日本の場合は社会のかける均質化圧そのものが逆に制度的にニートを生みだしている。 均質性が高いというのは日本社会の「業」のよ…

「下流志向_学ばない子どもたち 働かない若者たち_

「内田 僕は日本が決して恵まれた社会だとは思わないのです。たしかに物質的には豊かになりましたけれど、生き方の多様性は制限されていますし、人間同士のコミュニケーション関係はどんどん貧しくなっていますし、子どもに課せられている規格化、標準化の圧…

「下流志向_学ばない子どもたち 働かない若者たち_

たち「内田 (略)老人や障害者の場合、彼らの社会的な弱さは彼らが進んで選んだものではない。でも、ニートは違う。憲法が彼らの教育を受ける権利を保障し、職業訓練の機会も提供され、就業機会もあったにもかかわらず、自らの意思で学びを放棄し、労働を放…

「下流志向_学ばない子どもたち 働かない若者たち_

「フェミニストたちは自己決定・自己責任と社会福祉の充実を同時に要求してきました。それは老人や病人の介護を家族に、特に女性に押し付ける家族主義が社会福祉の充実を停滞させてきたという歴史があるからです。 だから、フェミニストが家族制度の解体と、…

下流志向 _学ばない子どもたち 働かない若者たち_

〇内田樹著 「下流志向 _学ばない子どもたち 働かない若者たち_」を読んでいます。 ネットや新聞等で、内田氏の発言を読み、内田氏に興味を持ったのと、この「学ばない子どもたち」という題名に興味を持ち、まずは読んでみよう、と開いてみました。 最近は…