読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

緑風は刃のごとく

凌 晏樹 桃の人。
彼は「骸骨を乞う」にも出てきたので、…というより、
最初のこの登場の時から、強烈な印象があり、
しっかり記憶の中に残っています。

イメージとしては、「太陽と月に背いて」のランボーのような。
(内容はもうすっかり忘れていて、ただ印象だけなのですが。)

善悪で云々出来ない世界の人、みたいな。
耽美的というのか。

でも、逆に言うとあのイメージをこんな風に1人のキャラクターに
体現できるって、すごいなぁとメチャメチャ感心してしまいます。


そして、またまたミステリーです。
この陸 清雅は何物なのか。塩の裏に何があるのか。

劉輝とリオウの出会いのシーンでは、
気配を消したリオウに気付いた劉輝。

気配を消すリオウもすごいけど、それに気付く劉輝もすごい。
やっぱり、かなり「出来る強い男」なのだということを再確認しながら、

それにしても、ホケホケしているカワイイ人で、
優しすぎる人で、色にすると、相当複雑な色になるんだろうなぁと
思いながら…


面白いです♪