司馬迅が監察御史より上位の侍御史!
そういうことだったのか~とびっくり!
じゃあ、旺季に「引き上げられて」葵 皇毅の下で働いていたということ?
でも、どうしてもわからないのが、あの陸清雅と秀麗が殺されかけた時。
あの時の凶手は迅ではなかったのか…
多分、何かどこかで勘違いしてたんでしょうね~(^^;
あと、もう一点。
やはり先代の黒狼は旺季の姉だった。
以前、それっぽい仄めかしはあったと思うけど、
ちゃんと書いてなかったと思う。今回、それもハッキリしてすっきりしました。
ということは、黒狼は、蒼家の子孫だということ。
それが自分の家の王を継ぐ権利を簒奪した、紫 戩華の為に働いていた。
そして、紫 戩華はこの先代黒狼ただ一人を愛していた。
本当に複雑に入り組んだ物語です。
旺季 「できたとしても、術者が死ぬ。…略… 朝廷の犯した失態の尻拭いで、
死んでくれとはいえん。 ……(略)… いつまでも術者や巫女に人柱をさせる
やり方は、私は大嫌いだ」
何人かの人間が死んだとしても、そのことで多くの民を救うことができるなら…
それもありかも… そう考えるのが、わが国の為政者のようにも見える昨今。
もし、本当にこんな旺季のような人が居て、その人が国を「創る」のが
実現するなら、多分「民主主義」だとか「人権」だとかいう言葉を
振り回す必要はなくなるんだろうな、と思います。
民主主義は時間がかかるし、結局どこかのへなまずるい役人が、
全て骨抜きにしたきれいな言葉の法律を作り、
真綿で国民の首を絞めるようなシステムを作ってしまう。
もし、こんな人が王であれば…と思うのが人情だと思います。
でも、そんな期待があのヒトラーを生み出したんですよね。
難しいです。
秀麗が頭のカラッポなバカ女といわれたことに関しても、
色々思うのですが、今回はやめておきます(^^;。