読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

ホサナ

「ひょっとこも人間じゃないすか」

やっぱりそうなのか、って思いました。

ひょっとこってどう考えれば良いのかわかりませんでしたが、

やっぱり人間なんですね。だとしたらもうあのひょっとこが出てきた時点で

相当狂っていたってことなんでしょうか。

犬も愛玩犬ではなく使役犬は人間が「作った」もの。

肉牛や乳牛は使役動物で、ひょっとこも同じカテゴリーに入る「動物」。

だとしたら、例え人間でも、人間扱いしなくても良い、という理屈にも

なるんでしょうか。

例え食用にする動物でも、育てている間は残虐な飼い方をしてはいけない、

という法律がどこかの国にはある、と聞いたことがあるのですが、

でも、最後は殺して食べてしまう。

命あるものをどう考えるかは、メチャメチャ難しく、

でも、いい加減に考えていると、

あっという間に、自分の問題にもなってしまうと感じます。

言葉の問題、目が見える見えないの問題、そんな問題を抱える

人間集団の中にある普遍的価値観の問題、難しい問題が

「ある」と指摘されています。

それを語る言葉は軽くふざけているようでいて、

内容は重いと思いながら読んでいます。