読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

日本中世の民衆像


言葉が難しくて、なかなか感想を書くところまで行きつきません(^^;。

少しずつ読んではいるのですが、脳がついて行きません。


○職人・平民が負担しなければならない年貢や公事の負担義務を免除される特権を
    保障されている

   ・特権のかわりに、自らの職能を通し、天皇・院、寺院・神社に奉仕

   ・江戸時代以降は手工業者

   ・「職人」が手工業者を指すようになるのは、14世紀ころ(南北朝のころ)

   ・鎌倉幕府のころの法律用語には、「名主、荘官下司、公文、田所、惣追捕
    使以下職人等」とあり、下級荘官を職人と言っていた

   ・13世紀末ごろまで(平安時代後期~室町時代
    様々な職能をもつ人々 ー 道々の輩あるいは、道々の細工

   ・西国の武士には「職人的武士」が多い

   ・奉仕する権門に応じた称号 ― 供御人、殿下細工、寄人、神人、供祭人

   ・供御人、寄人、神人 ― 天皇の発する法令によって交名帳が作成される
                権門側、国衙が所持

   ・西国の御家人にも交名帳が作られ御家人としての身分が保証されていた

   ・一つの権門に従属するのではなく、諸方兼帯で奉仕

   ・下人・所従は私人に私的に所有され、売買、譲渡され移動の自由はない

   ・職人は移動の自由があり、自らの意思でいろいろな権門に兼ね仕えることが
    出来る

   ・神人は神の奴婢といわれ、 主がないのと同じ

○職人集団

   ・自由往来の特権を保証していたのは西国では天皇

   ・中世前期、南北朝ごろまで、実質天皇がその特権を保証していたので、
    天皇が政治的実力をなくし特権を保証する力を失っても
    伝説として江戸時代まで残った

   ・西国では天皇が権威

   ・東国では源頼朝が権威

   ・東国には天皇と異なる独自の権威(源頼朝)がある

   ・東国と西国は異なる民族ともいえる



   


    





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