読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

日本中世の民衆像

○唐人集団

 ・宋や元から来た人を唐人という
 ・朝鮮から来た人は高麗人
 ・平安時代後期には宋から人が来ていた

 ・博多・敦賀に宋人居留地、大唐街があった
 ・岩清水八幡宮末社筥崎八幡に属して寄人となり、
  免田・給田を与えられた宋人がかなりいた
 ・平安後期から鎌倉時代にかけ唐人が多数住み日本人と結婚した人も多い

 ・大唐の大工、が大仏鋳造の為に来て、「伊」姓の石工等が鎌倉時代を通じて
  たくさんの作例を残している

 ・僧侶が来るということは職人がこないはずはない
 ・鋳物師や石工だけではなく、焼物など様々な人が往来していたはず

 ・江戸時代の石工は伝説的な由緒書を持ってる
 ・高遠の石工はその職能の起源を中国の黄帝の時代に求めている

 ・異民族の人々を鎌倉時代までは、職人身分として扱っていた
 ・宋人=唐人は給免田をもらっていた
 ・おそらく交易活動ができた

 ・天皇からその特権を保証されていた可能性もある
 ・ユダヤ人は差別される前は皇帝の保護を受けていた

 ・非人・乞食集団も中世前期では、職人身分
 ・中世前期の社会は生きる為にきわめてきびしい社会で、だからこそ
  開かれた社会だった

 ・東国と西国の交流自体、別の民族間のものとも言える
 ・朝鮮人・中国人との交流もそれほど差がなかったのかもしれない
 ・朝鮮・中国との交流は日常的なことだった


○おわりに

 ・中世社会は南北朝内乱期に大きな節目がある
 ・その変化は民族の体質、民俗の根底にかかわる大きな転換期