伊藤詩織著 Black Box の紹介記事を読み泣きました。
この本自体はまだ読んではいないのですが、森まゆみさんが書いている
紹介記事の感想文です。
「それでも警察は、タクシーの運転手の証言やホテルの監視映像から立件の確証を得た。逮捕状が請求され、裁判所も発行を認めた。だが逮捕は行われなかった。
その背後には、総理の友人である相手を守ろうとする、大きな政治力が働いたのではないかと疑われる。」
「これを追求するのはジャーナリストの仕事のはずだ。しかし、なぜか沈黙している。
行政立法司法の三権が癒着し、しかもジャーナリストたちが職責を全うしないのなら、国民が連帯して社会を変えていくしかないだろう。」
「詩織さん、過去にも現在にも未来にも、あなたの味方はいるよ。」
〇総理が「私の主張は読売新聞を読んでください」的なことを平然と言う国。
それがf通ると思ってる政治家もどうかと思うけれど、それが実際に通ってしまっている今の状況。
信じられないような状況が延々と続いていて、頭が変になりそうです。
あの3.11の時、「この状況で暴動が起きないのが信じられない。国会に殴りこまずにいられる自分が自分で許せない。」みたいなことを言ってる人がいましたが、
まさに、気持ちとしては同じ気持ちでした。
そして、最近になってこの詩織さんのことを知りました。
ここでも、このようなことが「通る」と思っている山口何某という「ジャーナリスト」が存在する、ということが信じられないのです。
これがうやむやのまま終わってしまうのなら、私たち日本国民は「下劣な国民」と
末代まで伝えられてもその評価を甘んじて受けなければならないと思います。