読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

サピエンス全史  上 第6章 神話による社会の拡大

「農業革命は歴史上、最も物議を醸す部類の出来事だ。この革命で人類は繁栄と進歩への道を歩み出したと主張する、熱心な支持者がいる。一方、地獄行きにつながったと言い張る人もいる。(略)



農耕へ移行する前の紀元前一万年ごろ、地上には放浪の狩猟採集民が500万~800万ほどいた。それが、一世紀になると、狩猟採集民は(主にオーストラリアと南北アメリカとアフリカに)100万~200万人しか残っておらず、それをはるかに上回る2億5000万もの農耕民が世界各地で暮らしていた。」


「これは広範に影響の及ぶ革命で、その影響は建築上のものであると同時に、心理的なものでもあった。以後、「我が家」への愛着と、隣人たちとの分離は、以前よりずっと自己中心的なサピエンスの心理的特徴となった。」



「火の使用を別にすれば、狩猟採集民は自分たちが歩き回る土地に意図的な変化はほとんどもたらさなかった。」



「西暦1400年になっても、農耕民の大多数は、彼らの動植物とともに、わずか1100万平方キロメートル、つまり地表の2パーセントに身を寄せ合っていた。」