読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

島田雅彦

パンとサーカス

〇 昨日(8月29日)で新聞連載小説「パンとサーカス」が完結しました。 私の頭ではついて行けないほど、複雑で奥行きが深く、絶望的な気持ちになることもありながら、読みました。でも、最後は、少しホッとできる終わり方で良かったです。 7月21日と2…

パンとサーカス

〇 「国体論」の中で、天皇制民主主義によって、アメリカは、 日本人を上手く統治してきたという説明を聞くと、なるほど、と思います。 また、新聞小説の「パンとサーカス」では、具体的な物語として、現代にまで続くアメリカの「支配」を描いています。 五…

パンとサーカス

島田雅彦著「パンとサーカス」が朝刊で連載されています。 2020年8月からの連載で今も継続中です。 第一回目がとても印象的でした。メモしておきたいと思います。 抜き書きは「」で、感想は〇で記します。 「三千世界には多様な有象無象が生息し、それ…