読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2019-06-22から1日間の記事一覧

「サピエンス全史 下巻」を移しました。

はてなブログ「読んだ本のメモ」に「サピエンス全史下巻」を移しました。

サピエンス全史 下   第十四章 無知の発見と近代科学の成立

「過去500年間に、人間の力は前例のない驚くべき発展を見せた。 1500年には、全世界にホモ・サピエンスはおよそ5億人いた。 今日、その数は70億に達する。1500年に人類の拠って生み出された財とサービスの総価値は、今日のお金に換算して、2…

サピエンス全史 下   第十三章 歴史の必然と謎めいた選択 

「交易と帝国と普遍的宗教のおかげで、すべての大陸の事実上すべてのサピエンスは最終的に、今日私たちが暮らすグローバルな世界に到達した。(略) だが、グローバルな社会の出現は必然だというのは、その最終産物が、今私たちが手にしたような特定の種類の…

サピエンス全史 下  26P ~

〇 一応全部読み終わったのですが、抜けていた部分、<自然の法則>のメモをします。 「<自然の法則> インドのジャイナ教や仏教、中国の道教や儒教、地中海沿岸のストア主義やキニク主義、エピクロス主義は、神への無関心を特徴としていた。 これらの教義…

サピエンス全史 下   ― あとがき ―

〇「あとがき_神になった動物」 ユヴァル・ノア・ハラリ著 サピエンス全史 下巻 読み終わりました。読み終わって少し涙がでました。丁度昔、あの「赤ずきんちゃん気を付けて」を読み終わった時のような感動と純粋な気持ちと感謝のようなものが入り混じった…

サピエンス全史 下    第二十章 超ホモ・サピエンスの時代へ

「自然選択はホモ・サピエンスに、他のどの生き物よりもはるかに広い活動領域を与えたかもしれないが、これまでその領域にもやはり限度があった。サピエンスは、どれだけ努力しようと、どれだけ達成しようと、生物学的に定められた限界を突破できないという…

サピエンス全史 下    第十九章 文明は人間を幸福にしたのか 

「過去500年間には、驚くべき革命が相次いだ。地球は生態的にも歴史的にも、単一の領域に統合された。経済は指数関数的な成長を遂げ、人類は現在、かつてはおとぎ話の中にしかありえなかったほどの豊かさを享受している。 科学と産業革命のおかげで、人類…

サピエンス全史 下    第十八章 国家と市場経済がもたらした世界平和

「ホモ・サピエンスの必要性に応じて世界が造り替えられるにつれて、動植物の生息環境は破壊され、多くの種が絶滅した。(略) 今日、地球上の大陸には70億近くものサピエンスが暮らしている。全員を巨大な秤に載せたとしたら、その総量はおよそ三億トンに…

サピエンス全史 下 第十七章 産業の推進力

「これほどの規模の生産を行えば、製造に必要なエネルギー資源も原材料も尽き果て、今では辛うじて残ったものをかき集めて使っているのではないかと思う向きもあるだろう。 ところが実はその逆なのだ。1700年には世界の輸送手段の製造業界は圧倒的に木と…

サピエンス全史 下 第十六章 拡大するパイという資本主義のマジック 

「だが経済の近「代史を知るためには、本当はたった一語を理解すれば済む。その一語とはすなわち、「成長」だ。」 「歴史の大半を通じて、経済の規模はほぼ同じままだった。(略)西暦1500年の世界全体の財とサービスの総生産量は、およそ2500億ドル…

サピエンス全史 下

ユヴァル・ノア・ハラリ著 「サピエンス全史 下」を読んでいます。 副題が「文明の構造と人類の幸福」。 上・下巻、同時に予約したのですが、予約者がメチャメチャ多くて、忘れたころに借りられることになり、しかも下巻が先になってしまいました。 〇 順不…