読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

青嵐にゆれる月草

司馬迅 この名前も覚えていました。

でも、なんとまぁ切ない…。

「けれど元気な蛍に、一目会えたのなら、それだけでいいと迅は思った。」

この一行がやたら強烈に心に残りました。

一目でいいから会いたい…そう思う時があるなぁ。



そして、藍楸瑛。

その躊躇い優しさでもなんでもなく、劉輝に対する心の垣根だった。

楸瑛は―劉輝に本気で向き合うことからただ逃げていただけなのだ。


ううむ~

相変わらず厳しい。本気で向き合うってどういうことなのかなぁ。

劉輝を一番にするってこと?

例えば、楸瑛が誰かと結婚しても、家族よりも劉輝を一番に思えなければ、

本気で向き合うってことにはならないのか。

横の繋がりで絳攸や楸瑛と「主従」関係を持つって、やっぱり

欺瞞だなぁと思える今日この頃。