読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

黒蝶は檻にとらわれる

やはり鳳麟は、悠舜だった… あの「イイ人」の悠舜が。 笑顔で嘘はつくし、騙すし裏切る、姫一族。 一度読んだ物語なので、分かっていて当然なのだけれど、 気になって気になって、今日は本当は他にもやることがあったのに、 この本にべったりでした。 黎深は…

黒蝶は檻にとらわれる

ううむ~ 面白いです! 紅州が経済封鎖に踏み切りました。 ファンタジーと言いながら、やたらリアリティーがあります♪ 緊張感があります。この雪乃沙衣さんって、官僚なんでしょうか(^^;。 ところで…もう一点メチャメチャ引っかかった言葉があります。 …

黒蝶は檻にとらわれる

邵可 「本当はね、どんなことでも、悩みぬいて出した答えに間違っていることは 何もないんだよ。自分の心に反することでも、たとえその結果がどうであってもね。 だが楽な選択は必ず自分に返ってくる。…… 忘れないで。君は今まで いつだって悩んで答えを出し…

黒蝶は檻にとらわれる

今回もやっぱり、「序章」の前のエピソードがとても印象的でした。 どう言い表せばいいのか困るほど、一々「日本人としての神経」に 響いてきます。 「あのとき、生まれて初めて、花を美しいと思った。その感情が本物だと ― 永遠のその先まで変わらないもの…

隣の百合は白

「おまけのショートショート」 幸せのカタチ 百合は黎深で幸せなのか… 物語に感情移入しすぎたせいではないと思うのですが。 何故こんな我侭で優しくもない最低の夫と一緒で幸せなのかについて、 すごく私自身の感じと似てるような気がしました。 うちの夫は…

隣の百合は白

「地獄の沙汰も君次第」 読み終わりました♪ 楽しかったです。 もちろんこんな黎深のような人はいないと思います。 でも、人とうまくコミュニケーションをとれないタイプの人は 間違いなく居て、私自身も20代の頃はそっち系の要素の方が、 圧倒的に多かったよ…

隣の百合は白

黎深の奥さん、百合姫。 名前だけで登場していたもっと前、確か、黄奇人の想い人でもあるということで、 さぞや美しいどこかのお姫様、とイメージしていたのですが、 最初は、男の子として育てられ、黎深に付けられた、 紅家の召使のような立場の人だったん…

隣の百合は白

「…黎深ぼくからひとつだけ忠告。邵可様を追っかけるのもいいけれど、他に君の 心に少しでも引っかかったものがあるなら、決して素通りしないこと。掌につかんで、 話さないこと。それは君の人生に絶対に必要なものだから。」 ここを読みながら、友人の少な…

隣の百合は白

「御伽噺のはじまりは」 邵可の物語。 先代黒狼は女性だった! しかも戩華王が愛するただ一人の人だった! 邵可は二人の弟を救うことと引き換えに「黒狼」を継いだ。 一族の中で唯一自分を認めてくれていた、大好きだった叔母を殺した。 何かと衝撃的なこと…

隣の百合は白

多分、もう恋はしたくない、恋愛っぽい感情はほとほと面倒くさい、って状況なので、 この恋愛指南の物語、ちょっとパスしたい気分で読んでいます(^^;。 今日の疑問は、秀麗のすっごく割りの良い賃仕事ってのは、 いったい何でしょうか、ということ。

黎明に琥珀はきらめく

「黎明に琥珀はきらめく」を読み終わりました。 次はどうしよう、と思いながら、「隣の百合は白」を読み始めたのですが、 この絳攸の出自が、なんとも激しく悲劇的で、もう一度、最初と最後のエピソード を、読み直しました。 「役に立たなければ捨てられる…

黎明に琥珀はきらめく

黎深は、絳攸が「親離れ」するようにと促していた? 確かにね~ こういうやり方でしか本当の「親離れ」は出来ないのかもしれない、 って思います。 言われて、親の言うことをきいて、親に従って、離れるのでは全然親離れにならない。 この辺がやはり血のつな…

黎明に琥珀はきらめく

黎深は何が原因で、サボタージュを始めたのか。 確か、何か理由があったはず。ちゃんとヒントが書かれていたはず。 でも、それが思い出せない。 記憶力が悪くて苦労してます(> <)。 「今も楊修は黎深がどうしてこんなことをしているのか、ちゃんとわかって…

黎明に琥珀はきらめく

「あの二人は二人でいても、ずっと一人のままだったのかもしれない。」 黎深と絳攸のこと。 「一緒にいてもひとり」の本を思い出す。 でも、私自身、このことの本当の意味がイマイチよくわかっていないような 気がする。 いつも、一人で居られるようになりた…

黎明に琥珀はきらめく

相変わらず、かっこいいタイトル♪ 最近なんだか忙しく、本は少しずつ読んでいるのですが、 なかなか感想文まで行き着けません(^^;。 今、50ページまで行ってます。 いいなぁ。好きだなぁという言葉がいっぱいあるので、 明日こそは、ちゃんと書きたいと…

白虹は天をめざす

影の主人公が誰なのか… …多分、司馬迅? あまりにも激しすぎる。 たった3歳の子の為に目にナイフを突き刺す。 自分の父親がその子の母親を殺してしまったことへの償いのつもりなのかな。 でも、この辺りから旺季のことがすごく気になっていました。 旺季は、…

白虹は天をめざす

楸瑛は実は兄を説得する為に、藍州に帰っていた。 また、劉輝も実は王であることから逃げたくないと、 宝鏡山に登ろうとした。 思わせぶりな引っ掛けの展開にしっかり引っかかりながら、 読んでいます♪ でも、この辺は確かに記憶があります。 楸瑛は花を返上…

白虹は天をめざす

「この歳になると、甘酸っぱい昔の思い出を聞かされることほど嫌なモノはない。」 ああいうのは大事にとっとくんでなく、その場でとっとと食べて腹におさめ、 ほじくり返さないべき… すごいイイなぁって思う。 以前もここを読んでそう思ったのかなぁ。 この…

白虹は天をめざす

「そのとき、扉の外にはある人物がちょうど立っていた。」 わぁ~ それが秀麗なのです…(> <) でもね~ 絶対に自分は後宮には入らない。だったら、せめて 劉輝と仲良く出来るいい感じの人が一緒に居てほしい。 劉輝と十三姫。 「1人よりはマシ」。一緒に居…

青嵐にゆれる月草

司馬迅 この名前も覚えていました。 でも、なんとまぁ切ない…。 「けれど元気な蛍に、一目会えたのなら、それだけでいいと迅は思った。」 この一行がやたら強烈に心に残りました。 一目でいいから会いたい…そう思う時があるなぁ。 そして、藍楸瑛。 その躊躇…