読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

魔術はささやく

和子「あたしにはわからない。どうしてそこまでしなきゃならなかったの? 教えてよ。あたしたちはそれほどひどいことをした? お願いだから教えてよ。あたしたちは死ぬほどの罰を受ける必要があったの?」 吉武浩一は何度も「不公平だ」と言いました。 実際…

魔術はささやく

この本を読みながら、ずっと感じていたのは、 催眠誘導なるものの胡散臭さです…。本当にこんなことがありえるのかなぁと。 でも、サブリミナル効果については、あるのかも…と思いました。 そして読み終わった後に、少なからず違和感を感じたのは、 そのサブ…

魔術はささやく

宮部みゆき著「魔術はささやく」を読みました。 かなり以前、友人が進めてくれた時には、読む気がしませんでしたが、 先日帰省した次男が、宮部みゆきが面白いと言ったので、 少し気になっていました。 無口で何を考えているのかさっぱりわからない次男。 今…

レアリアⅡ 仮面の皇子

読み終わりました。 魅力的な本だなぁと思いました。 そして、この二巻で完結なのかと思ったのですが、これはまだまだ続きますね。 嬉しいです。 涙が出た箇所。 「よくやったわね。ミア。最低の現実でも、こんなことがあるから やってけるわ。じゃ、一緒に…

レアリアⅡ 仮面の皇子

こちらの色々もあって、時々読みにくくなります。 でも、最近すごくいいなぁと思ったのは、ミレディアから オレンディアへの手紙。 何か昔読んだ物語の手紙文を思い出すような、懐かしさを感じました。 素朴で、でもミレディアのアリルへの気持ちが とてもき…

レアリアⅡ 仮面の皇子

やはりこの本も二回くらい読まなきゃ、ダメなのかなぁ と思っているところです。 物語の背景というか、人間関係のようなものが、イマイチ すんなりと頭に入っていません。難しい… でも、今すごく気になっているのは、この仮面の皇子のこと。 いったい、何故…

レアリア

「私は彼の前で平然とコーヒーを飲むようになるくらいなら、倒れた方がマシ。」 そして、彼の方もミレディアが飲み物を断った瞬間、 ちゃんとミレディアのその本意を感じ取っている。 この繊細な気持ちの行き交いが…はぁ~~っとため息が出てしまう この雪乃…

レアリア

「そうして、たどりついた帝都で見たもの。 腐りおちた橋、錆の浮いた城門、居眠りする衛兵。 享楽と怠惰のケタケタ笑い。 信じられない思いがした。ここはどこ。 誰のために、みんなは死んでいくのだろう。」 これに似た描写が以前にもありました。 「グラ…

レアリア

まだ、一巻の半分少し超えたくらい、なのですが、 最近、急に面白くなってきました。 良かった! ミレディアの雰囲気が少しずつ 頭の中に定着してきました。 生きる意欲があまりなく、 人に何かを頼むのが苦手で、 かと言って自分からは何もせず、 戦いの最…

レアリア

未だになかなか入り込めずにいます。 読書家の人は、どんな本でもサクサクと読めてしまうんでしょうけど、 私は好きな本じゃないと頭が拒否して全然入ってこないのです。 目は字を見てても、頭が眠ってしまう…。 勉強が大嫌いな子どもの状態(^^;。 彩雲…

レアリア

「レアリア」、この本は前にも一度本屋さんで立ち読みして、 買おうかどうしようか、と迷ったことがあるのですが、 その時は、イマイチ入り込めなくて、また次回に、と思いました。 それで、今回再チャレンジすることにしたのですが、 これってどういうこと…

一緒にいてもひとり-アスペルガーの結婚がうまくいくために-

================================ つづき やがて、私は色とりどりの花壇にいた頃が恋しくなった。 あなたがずっとサボテンであるように、私はずっとバラだから。 ある日、サボテンの本を見つけた。あなたにも読んでもらう…

一緒にいてもひとり-アスペルガーの結婚がうまくいくために-

この本を読んで思ったこと。 もし誰もがこのカトリンがギャビンに対してした忍耐と洞察と 解決のための努力をすることが出来たら、かなりの人が 孤独から救い出されるだろうなと。 でも、それは文字通り自分の存在全部をかけてしなければならないこと。 とて…

一緒にいてもひとり-アスペルがーの結婚がうまくいくために-

息子のマークがたくさんの専門医に見てもらいながらも、 治療法がない病で苦しんでいる時、ギャビンは… 「よくなったら千ドルあげるよ」と言いました。 マークが「千ドルは欲しいけど、よくならない」と言うと、 「じゃ、2千ドルならどうだい」と。 マーク…

一緒にいてもひとり-アスペルがーの結婚がうまくいくために-

「ギャビンは一見思いやりのない行動をとりますが、 人を傷つけるつもりはありません。心の理論がない。失敗を恐れる。連想が 止まらない。事態を予想できないという理由でストレスが 非常に高まっているのです。」 「彼の敏感さは驚くほどですが、それゆえ…

一緒にいてもひとり-アスペルがーの結婚がうまくいくために-

「たまにいい気分なのに、何でそんなことを持ち出すんだ。 きみは過去にとどまって惨めでいるのが好きなんだ。 ぼくをきみのレベルまで引っ張り下ろすのがきみは楽しいんだ。 きみがこんな気の滅入る話ばかりするから、結婚がうまくいかないんだ。 きみの泣…

一緒にいてもひとり-アスペルがーの結婚がうまくいくために-

彩雲国物語の黎深や龍蓮を見ていて、もう一度この本が 読みたくなりました。 2008年に出された、カトリン・ベントリーというスイスの人が書いた本です。 カトリンさんはギャビンというオーストラリアの男性と結婚しました。 ギャビンは当時はまだ分かっ…