読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

論語の読み方 ― いま活かすべきこの人間知の宝庫 ―

「いずれの国、いずれの時代、いずれの体制であれ、秩序は常に形を伴う。 いわばこれが「礼」である。それは共産圏であれ同じであって、だれかがレーニン廟の上に立って私これを共産党政権が如何とも出来ないなら、その体制は完全に崩壊したと見てよい。」 …

論語の読み方 ― いま活かすべきこの人間知の宝庫 ―

「(略) 以上は、中島敦が「弟子」で描いた孔子である。おそらく孔子は、ここに描かれた像とあまり違わない人であったろう。この孔子は紀元前五五二年か一年に、中国のいまの山東省内の小都市国家「魯」の国に生まれた。 いわばソクラテスのように都市国家…

論語の読み方 ― いま活かすべきこの人間知の宝庫 ―

〇 2章以降の内容を載せます。 「2章 偉大なるリアリスト —孔子の素顔 — 乱世にひたすら秩序を求め続けた「偉人」の生涯 3章 「有教無類」 —生涯学び続ける精神 — 実人生を豊かにする知恵こそ「学問・教育」の本当の目的 4章 「礼楽」 — 人間社会繁栄の…