ライ麦畑でつかまえて
ちょっといいな、と思う言葉は随所にあって、 「そのとき、古くなってすりきれたナホバの毛布をみせてくれた。 奥さんといっしょに、昔、イェローストーン公園でインディアンから 買ったんだって。それを買ったのがどんなにうれしかったか、それがこっちにも…
読んでいると、それなりに面白いのですが、 でも、ドラマチックな盛り上がりがある…というような小説ではないので、 いつでも読むのをやめて、放り出してしまえるような、そんな 感覚があります(^^;。 それで、ふと思い出したのが、土屋賢二の本です。 …
題名は知っていたのですが、読んだことがありませんでした。 あの「赤頭巾ちゃん気をつけて」(高校の頃に読んで好きでした) がこの本に似てるとかで、気にはなってはいました。 それが、十年以上も前になりますが、娘が是非読んでみて、 と勧めてくれまし…