「黒蝶は檻にとらわれる」を読み終わり、薔薇姫のことが気になって、
「朱にまじわれば紅」の薔薇姫を読み直しました。
それほど詳しいお話ではなく、おとぎ話のような物語でした。
秀麗が貴姫として後宮に入っていた時、
劉輝に繰り返ししてあげたお話。
「優しい愛の物語を紡ぐことに照れるように、いつも最後は素っ気なく
そうしめくくった。」
この繊細さ… 他にも時々ポッと出てくるのですが、
そういうところが、すごく好きです。
(最近は人が来たり、出かけたりで、忙しくてなかなか本を読む時間が
作れませんでした。)