読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

2018-11-02から1日間の記事一覧

ジャパン・クライシス

「「財政敗戦」へのカウントダウン 橋爪 戦前の日本には「必勝の精神」があって、敗戦のことなど考えるだけでもいけなかった。でも実際には、戦争して敗れてしまいました。戦後になって、日本の国策は「経済大国」に変わりました。でも、そこでもまた、「敗…

ジャパン・クライシス

「日本の国債は「重力に反している」 橋爪 日本の金融機関が当初、国債を購入した理由を考えると、当時は金利も五~六%とリーズナブルで、元金も保証されているという、絶対に損をしない投資先だったからです。 ところが金利が下がっていき、今や国債を保有…

ジャパン・クライシス

「銀行や証券会社が国債を買い続ける理由 橋爪 さて、本章の最後に、改めて国債のデフォルトについてお聞きしたい。 なぜ国債が買われているのかということですが、昔は銀行のシンジケートのようなものがあって、「あんたの銀行は、これぐらい買って欲しい」…

ジャパン・クライシス

「国債増発の臨界点 小林 国債が着実に償還されて行っていく状況なら、国債の売り圧力は強くならないので、市場で大きな混乱は起きないのです。しかし、今の日本では国債がどんどん増発されている。これがインフレ高騰のジェット・コースターを引き起こす根…