読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

彩雲国物語

彩雲国物語

PCの不調やその他の理由で、しばらく「本」から逃げていました。 というより、あの山本七平著「日本人とは何か」を読んでいるうちに、 私の中に生まれた疑念は、「私たちは結局変われないのではないか…」という気持ちでした。 あの太平洋戦争を乗り越え、私…

劉輝と静蘭

紫 戩華の息子の中で、生き残ったのは、この二人だけ。 清苑(静蘭)は殺して欲しいと願ったのに、戩華は殺さなかった。 しかも、自分が身代わりになって死んだ。 物語なのでしょうがないのだけれど、この戩華、さっぱりわけがわからない。 もっとしっかり後…

紫闇の玉座(下)

一粒で二度おいしい… シリアスの面とコメディーの面、 一人の人の二つの顔を並列で見せられてるような楽しいお話でした。 しかも、悲劇とハッピーエンド、両方の結末を味わうことが出来ました♪ 「疑ってるその最中でも、余が何を疑っているのか、途中でこん…

紅梅は夜に香る

あとがきにあった「タイトルが何故?」を考えていました。 紅秀麗の紅と、幽谷が影の主役だから? あんまりよくわかりませんが、でも、なんにせよ、このサブタイトルも、 いちいちカッコいいと思います。 碧や藍や漆黒や白銀や…色にまつわる言葉がいい。 今…

藍より出でて青

邵可が言った言葉が気になっています。 「十割で好きだと言ってくれる相手に、中途半端な好きを返してはいけないよ。 それは相手をとても傷つける。期待を持たせるくらいなら、関わるのはよしなさい。」 そして今読んでる部分。 「良い子ちゃんの紅秀麗。人…

心は藍よりも深く

奇病が発生し、「中央政府」に支援を求めるシーン。あの3.11が思い出されまし た。 どっちが先だっけ?って思ったのですが、この物語の方が先なんですよね。 というのも、こうして物語として読んでいると、西華村の人々というのが、片田舎の 「極一部」…

漆黒の月の宴

朔洵の想いが切なくて… 自分がこんなに泣くなんてちょっとびっくりでした(^^;。 以前読んだ時も、泣いたのだろうか…。記憶にありません。 朔洵の存在すら、記憶になかったのだから、 多分、軽く読み飛ばしてしまったのかもしれません。 「なんの変哲もな…

花は紫宮に咲く

なぜ黎深が、絳攸に紅姓を与えなかったのか… その理由が書かれていました。 でも、全く記憶がないんですよね~ ポアロにしても十津川警部にしても、再放送をもう一度見て、 内容をしっかりと思い出せることはほとんどありません(^^;。 「骸骨を乞う」の…