想いは遥かなる茶都へ
ここ2~3日忙しかったのですが、茶都での展開が気になり、
時間があれば、ちょこちょこと本を読んでいました♪
克洵「僕は強くはありません。これから裏切るかもしれない。」
影月「かまいません。それはあなたの事情ですから。…ただ僕たちは、やるべきこと
をやるだけです。」
あの「嫌われる勇気」のアドラーを思い出しました。
あれこれ「悩んだり」「愚痴ったり」「ぼやいたり」してみても…
でも、他者のことはどうにも出来ない。そこをきっちり受け止めてるのが、
なんともカッコイイ!
劉輝「でも、秀麗を愛して…わかったんです。自分は幸せだったのだと。……
そう、私は自分の幸運にこんなにも長い間、気づかなかったんです。」
「考え方」が的を射てる「賢さ」もとても好きなのですが、
この状況の受け止め方の暖かさとか深さとか前向きさとか、
そういう「ちゃんとした基準」がある感じもとても嬉しいのです。
「静蘭の矜持が誰より高いことを知っていたから、燕青は何一つ茶化したり
しなかった。」
劉輝の言葉と朔洵の言葉。
「同じ言葉なのに、なぜこれほど違うのだろう。」
言葉にすると薄っぺらく、ウソっぽくなりそうなことも、
そうならずに、「大切なこと」として、しっかり伝わってくる。