今、話は、飼っていた犬が噛み付き、人が死んでしまう、
というところまで読んだのですが、
その少し前、このどうにもいやらしい男との「議論」を読んで、
あるあるある!と思いました。
これって確信犯なのか、微妙に論点をずらし、どっちに転んでも自分に都合の良い
結論に行き着くように話を持っていく。
もしくは、都合の悪い結論に行き着かないように話を持っていく。
この部分を読みながら、国会討論を思い出しました。
昔は、みんなバカなのか?と思って修正するにはどうすれば良いのか、
と一人真剣に考えました。(←私も相当にバカ)
でも、今は意図的にやっているのだとわかり絶望しています。
私たちの社会、国は議論が成り立たない風土なのか、と思うことがあります。
そのもどかしさがすごくよく描かれてると思いました。