読んだ本のメモ

印象に残った言葉をメモします。

緑風は刃のごとく

「そばにいます。」
「何があってもそばにいます。―私とお嬢様だけは、必ず。」

劉輝の絳攸や楸瑛への想いというのが、私にはイマイチよくわかりません。

多分、私には「王様」の経験がないからではないかと(^^;。

信頼するって、あの嫌われる勇気の中にもあったけれど、…難しい。

人には感情があるし、自由だし、嘘はダメだし…

しかも、一瞬一瞬をダンスを踊るように生きるとしたら…

それで常に信頼し合うって、出来るものなのか。

自分の気持ちもそうだけれど、相手の気持ちだって色々あるのが人間だろうし。


そんな中で静蘭が言った言葉。

「何があっても、そばにいます。」

そう言ってくれる人がいて欲しい、と切実に願う劉輝の気持ちがわかるからこそ、

静蘭はそう言う。

でも、静蘭の「自由」はどうなるんだろう、って思いながら読みました。