〇カレル・ヴァン・ウォルフレン著 「いまだ人間を幸福にしない日本というシステム」を読みました。
1994年発行の「人間を幸福にしない日本というシステム」を読んだのは、多分、’97~8年頃だったのではないかと思います。古本屋で見つけて、読みました。
「私は女性にしか期待しない」も同じころだったかもしれません。子育てには一段落した…にもかかわらず、次男が不登校ぎみになり、気持ち的にとても苦しい時期でした。
子どもが出来て間もなくの頃から、夫が父親として存在することが出来ない状況というのが不満でたまりませんでした(早朝から夜遅くまでの長時間労働)。だからといって、夫を責めてもどうにもならないのは、わかっていました。
「労働基準法」というものがあり8時間労働規定がありながら、何故こんなにも「拘束時間」が長いのか、と一人で怒っていました。
ちなみに、現在は娘が同じことを嘆いています。一応週休二日という規定はあるのに、頻繁に土曜日の出勤が続くのです。それでも、私などから見ると、
かなりマシにはなっているように見えるのは、「夫」のキャラクターの違いに
よるのかもしれません。
そんなわけで、私は、「いまだ人間を幸福にしないシステム」を現在進行形で実感しています。
古本屋で見つけた最初の本はもう手元にありませんし、内容も忘れています。
この「いまだ…」の本が、どの程度最初の本と同じことを書いているのかも、
わからないので、前半(第一部と第二部)は、引っかかった言葉を、
1~2行メモしていこうと思います。
そして、第三部を少し丁寧にメモすることにします。